京都「五山の送り火」送られ中に山頂から景色を見渡したお話|前編

・8月16日は京都五山の送り火の日です。

 

・銀閣寺の上の山「”大”」が一番先に点灯する。

 

 

 

祇園祭も終了しまして、

少しずつ夏も中盤から終盤に差し掛かってる感じですね。

どうも、最近藤田さんの影響で京都文化に詳しくなりつつあるやきいも屋の竹村です。

 

前回のおみこしが終わって打ち上げしてる時に

 

 

藤田:『竹村くん。”京都五山の送り火”の日もきなよー!

 

 

と今回も誘ってくれました。

とりあえず複数回招集がかかるということは

それなりにご迷惑をおかけしてない

ということのはず…!!

よかったー!!

 

 

 

・ということで!!!

 

 

銀閣寺入口近郊まで来ました。

この信号を右折すると

焼き芋の常連さんが沢山いる所なのですが

今回は銀閣寺が集合場所なので、まっすぐ進みます。

 

 

 

竹:『観光客ばっかりだよ。』

 

さすがの銀閣寺。

 

 

集合場所に向かって歩きながらズンズン進んでいくと

日本人の比率が少しずつ増えてきてきました

 

 

 

 

・なんかやってる人たち

 

 

”なんかやってる人たち”を発見しました。

 

 

 

なにしてるんだろう…?

 

 

 

集合場所に到着した竹村は

藤田さんに早速、なんかやってる人の説明を促します。

 

 

 

藤田:『あれは”松の木”に”ねがいごと”を書いてるんだよ』

 

 

 

竹:『ねがいごとですか?』

 

 

 

藤田:『そっそ!あの木を山頂までこれから持っていって燃やすの』

 

 

 

 

大文字はご先祖さんの霊をお送りする行事なのですが

願い事を書いた松割木も一緒に燃やすことでお願いが叶うらしいです。

お得かよ!!!

 

 

 

銀閣寺の前で売ってます

 

 

松割木は400円で売ってました。

 

400円で願いが叶うならコスパいいな

という打算のもと早速購入しました。

 

 

 

※木に書くので結構難しいです。

 

 

 

お願いごとを書いた松割木は売ってる所に渡します。

 

 

 

藤田:『竹村くんはどんなお願いごとを書いたの?商売繁盛とか?』

 

 

 

竹:『平成生存と書いておきました。

 

 

 

せめて元号が変わる瞬間までは生きていたい

そんな叶いそうで叶わないかもしれないラインの素晴らしい願いです。

 

 

 

 

 

 

・当日のボランティアの人たち

 

結構います、200人はいるかも

年齢もバラバラで子どもから老人までいました、

地域住民からNPO、大学のゼミまで広域の属性の人がお手伝いしてます。

 

 

・山登りをしないと手伝えない

 

山頂までは車などが無いため、

燃やす資源は昔は地域の人が運搬していたらしいです。

 

薪は1束5キロくらいはするので普通に重いのですが、

20年ほど前に物を輸送する専用リフトが完成したらしく

半分ほどの松割木はリフトで移動することになり

少し効率化が進んでいるそうです。

 

 

ということで、問答無用で山を登りました。

 

 

 

・結構疲れたけれど、なんとか登頂

 

 

 

 

※心なしか嬉しそうです。

 

 

 

山頂には既に割と多くの薪が届けられてました

これを使って京都に大文字が照らされます。

 

・”=”みたいなやつ

 

このイコール(=)みたいなのは「火床」といいます

 

これも一個ずつ”所有者”がいるようで

毎年その一族や組織が点火の20時になると

ゾロゾロとやってくるそうです。

 

 

 

・火床がいっぱい

 

”大”一画目の横棒の火床

 

 

 

二画目三画目は山なので、傾斜があります。

 

 

 

高低差があるので

一番下から上に行くのは疲れます。

 

 

・報道陣の準備も

 

報道陣も何局か来てました、

毎年8月16日と決まっている行事なので

どの部分がしっかり撮影できるか熟知してるメンバーです。

 

 

特に白帽子のおじさんのオーラがすごい。

 

 

 

・既に来年のことも考えられてる

 

松の木は燃えやすい資源らしく送り火でも使われてます。

これは来年用の薪です、準備はやっ!!

 

 

 

木は成長するのに時間がかかるので、

既に準備しないと用意できないにもかかわらず

ここ近年森の整備が行き届いていないらしく

枯れてしまってる木がまだ切り倒されてなかったり

”五山送り火”が継続するには深刻な問題らしいです。

 

 

・めっちゃ分かりやすいマンパワーたち

 

 

 

 

ボランティアは木をみんなで運びます。

 

 

説明終了!!

 

 

天空のバケツリレー

 

 

 

竹村もバケツリレーをしてました。

右から来た薪を左に受け流すだけの作業をしてました。

 

 

 

ただただ、平和。

 

お子さんも頑張ってます。

なんやかんやバケツリレーって効率がいいです。

 

 

 

 

 

 

その途中…

 

 

 

竹:『あれ!?あの薪の束…?』

 

 

 

 

 

竹:『薪の中にいま”竹村”って見えたぞ!!!?』

 

 

 

 

多分薪の数は低く見積もっても1万束くらいあるのですが

 

 

竹村の動体視力がその一瞬を見逃しませんでした。

 

 

 

 

自分が書いた願いがどこに行ったのか気になるので

バケツリレーの先をついて行くと…

 

 

 

 

・竹村の願い、センターポジジョンへ

 

 

 

 

 

願いが送られていきます…

 

 

 

あれ…

 

 

 

これって……

 

 

 

 

 

 

 

センターに置かれました。

 

 

竹:『叶うんじゃね?これ願い叶うんじゃね?』

 

 

 

 

 

竹:『おいおい。ラッキーかよ!!!ラッキー過ぎかよ!!!』

 

 

 

 

 

燦然と輝く竹村家という文字。

 

 

 

 

ん?

 

 

 

 

 

竹村家?

 

 

 

ここでさっきの写真を見てみましょう。

 

 

 

 

どうやら山を登ってるウチに誰かがファミリー昇格させてくれたようです。

 

 

 

 

・ボランティア活動を終了した人たち

 

 

 

これで一旦準備完了です!

20時に一斉に燃やします。

 

 

ちなみに準備完了時刻は15時半ごろです

その為、まだ時間があります。

 

 

 

 

・下山しました

 

 

なので、ご飯タイムです。

もう一回登る必要がありますが、エネルギー資源を優先しました。

 

 

はい、休憩時間ということでお蕎麦やさんに来ました。

既に美味しそう(意味不明)

 

 

40年くらいやってるそうです

昔は送り火のメンバーもしてたそうです。

 

 

 

藤田さんと大阪桐蔭VS高岡商の試合を観戦してたら……

 

 

 

 

・圧倒的カツ丼

 

 

カツ丼を食べました。サクサクして美味しい!!

 

 

 

 

藤田:『カツ丼美味しいね。あと大阪桐蔭強いね』

 

竹村:『この校歌、自分の母校より聴いてる気がします』

 

 

 

両方ともカツ丼(蕎麦セット)を頼み

雑談しつつ20時に備えましたとさ。

 

 

 

 

 

後半へ続く

 

 

 

 

ほなほな

 

 

 

『さあ!竹村のあしたはどっちだ!?』

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です