夏祭りシーズンです
移動する竹村商店は冬季はやきいも屋さんですが、夏は地域の夏祭りでかき氷を出しています。
果物からシロップを作っていたり、氷も祇園の氷屋さんから仕入れいる謎の高品質使用なので、
イベントに参加していると、2回来てかき氷の食べ比べをしてくれる人や「お店の場所があるんですか?」と聞いてくれる人が
毎回数人いたりしています。
(”まだ店舗がないので来年もこの夏祭りに来てくださいね!!”と案内しています)
近所の商店街の祭り
地域のお祭りは花火大会や祇園祭と違って近所の小中学生くらいがメインのお客さまになります。
お父さん、お母さんとお子さんで手を繋いで遊びに来ていたお子さんが
小学生高学年になって限られたお小遣いを駆使してクラスメイトと遊んだりしている環境です。
よく青春系の漫画でてくる夏祭り回で「たこ焼き1個おまけしておいたで!!」みたいな屋台おじさんムーブをしながら
買ってくれたお客さんや来てくれた人が「いい祭りやったな」とか「夏休みの宿題の絵日記に書くか」と思ってもらえるように祭りを盛り上げていいます。
昨日も毎年呼んでもらっている、南丹の八木駅付近の夏祭りに出店してました。
18時スタートなのに17時くらいのゲリラ豪雨で「これ人来るんかいな」と思っていましたが、
時間になるとゾロゾロ人が集まって、大盛況でした。
商店街のおじさんが言ってたこと
お祭りが終わって、貸してもらった長机を返却していると
クーラーの効いたお肉屋さんで回復してる会計おじさんが涼んでました。
少し雑談する流れになったんですが
「昔ここの近くは3つ商店街があったやけど、今は1つになってしまったんよ。
その頃は夏祭りももっと多くのお店が来てたし賑わってた
それでも毎年楽しみにしてくれる人がいると思って、前の年にコロナから復活させたけど
来てくれた人が例年より減っちゃって、もし今年少なかったらお祭りも終了しようと話してたんよね」
自分はそんな事情は知らなかったのでビックリしていると
「ただ今年蓋開けたら雨も降ったのにこんなに人も来てくれて、
地域の子たちが楽しんでくれるなら来年も頑張らんとやなー」
会計おじさんがそう言って爽やかに笑ってました。「さぁ片付けにいくか」とお店を出て別れました。
子どもたちが地域
世の中なにかとおじさんが蔑まれる昨今ですが、
毎年楽しみに待ってる若者に対してなんか頑張っている町内の人たちは
割と夏サンタさん的な要素があるので、
少しでも来てくれる保護者さんも、ゴミはゴミ箱に捨てたり
やってくれてありがとうやで〜。みたいな所は伝わればハッピーですね。
何はともあれ令和30年とかになったときにも、こういうことが続いていればいいなとは思います。
自分みたいな外部から稼がせてもらっている立場の人間は偉そうなことはなにも言えないですが、
主催者さんの気持ちや「来年も来てくれよな」と言ってくれる子どもたちのお客さんに対して
ぼちぼちいきたい所です。
ほなほな
『さぁ!!竹村のあしたはどっちだ!?』
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