移動する竹村商店『河原町OPA店』裏側ではこんなことが起こっていたんです(第四話)

前回のあらすじ

 

 

 

竹村:『もうダメだーー!!!!!他力本願寺だーーー!!!!』

 

 

 

 

移動する竹村商店『河原町OPA店』裏側ではこんなことが起こっていたんです(第三話)

 

 

 

イベントまで、あと2日…

コタツとIHコンロをSNS上で募りました。

果たしてどうなるのでしょうか?

 

 

 

 

 

・イベント迄、あと1日・・・

 

 

 

 

 

竹村:『おはようございます。イベントまで、あと1日です。』

 

 

 

 

朝6時に起床して、竹村は家から飛び出しました。

 

 

 

 

そうです。

 

 

 

 

 

 

午前を制するものはイベント準備を制する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか…もしかして……自分…

 

 

 

 

 

 

 

草野球してない…?

 

 

 

 

 

 

 

イベント1日前でしたが

知り合いのKさんって人から野球を前から誘ってもらってていたのです。

 

 

 

 

Kさんの入ってる社会人野球チームが人数がギリギリということで

助っ人で呼んでもらったのですが、

これでドタキャンしたらチームが不戦敗になってしまうということで

選手として出場していたのです。

 

 

 

 

 

9番DH『竹村』

 

 

野球といえば、攻め・守りの時間がありますが

野球初心者なのでバッターだけの役割ってことになりました。

 

 

 

 

大丈夫です。

与えられた環境で結果を出すのがプロってもんです。

プロは結果が全てなのです。

 

 

 

 

プレイボール

 

 

 

試合が始まりました。

今回参加している野球リーグは7回までということです。

 

 

 

 

竹:『みんなー!!!がんばれーーー!!!(忽那さんしか知らない)』

 

 

 

竹村はみんなが頑張って守っている時に

スマホを駆使して”コタツを貸してもいいよ”

と言ってくれている人たちに返信をしまくってました。

 

 

 

 

今思えば感じの悪い人に見えたかもしれません。

 

 

 

 

 

でもこっちもOPA出店に関して言うと

三振に限りなく近い2ストライク状態なので、構ってられません。

 

 

 

 

 

見逃し三振よりも、空振り三振でいたいのです。

 

 

 

 

 

 

第一打席

 

下位打線だったので、3回に回ってきました。

2アウト、ランナー1・3塁だった気がします。

 

 

竹(心):『ピッチャーの球を見て打つ!!!それだけの事柄!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

※空振り三振でした。

 

 

 

 

 

竹村:『Kさん、すみませんせっかくのチャンスだったのに…

 

 

 

 

Kさん:『大丈夫。そいえばSNSで見たけれど、

座りゴタツしかないのでコメントしなかったんだよ。ごめんね。』

 

 

 

 

Kさんは軽快に守備位置に走り去って行きました。

 

 

 

竹:『よし!切りかえてスマホ触ろう。(ぴこぴこ)』

 

 

 

第二打席

 

5回表、忽那さんチームが0対1で負けてました。

まさかの投手戦だったので、打席でプレッシャーもかかってきます。

 

 

 

 

竹:『おいおい…やめてくれや………』

 

 

 

2アウト3塁のチャンスで回ってきました。

これで打ち損じたら、割りと戦犯といわれても仕方ないレベルです。

 

 

 

 

竹:『絶対打つ!!!!』

 

 

 

 

 

1球目、低めの球をスイングしました。

 

 

 

 

 

竹:『あたった⁉︎』

 

 

 

 

 

 

打球の行方は…!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

試合結果

 

 

 

 

 

 

投手:『ありがとうございましたー!』

 

 

 

 

竹村:『ありがとうございました…。』

 

 

 

 

 

 

ピッチャーゴロでした。

 

 

 

 

 

竹:『くやしい。くやしいんですけど。』

 

 

 

 

 

結果0対1で惜敗しました。

 

 

 

 

 

Kさんチームごめんなさい。

 

 

 

 

貸してもらう、お時間スタートです!!

 

 

野球は負けちゃいましたが、

積極的にスマホを触っていたこともありまして

”貸してあげる!”って声が挙がってきました。

 

 

 

 

イベントまで、あと1日しかない。

 

 

 

沢山素材を集めなくっちゃ!!!!

 

 

焼き芋の常連さんも連絡下さって10時半から

京都市内をぐるぐるして回収してました。

 

 

 

 

 

その結果。

 

 

たたみ屋さんに行って

 

廃棄畳をいただいたり

 

 

 

 

 

 

 

竹:『到着しました。竹村です』

 

 

 

 

 

IH→4個

コタツ→2個

 

 

 

 

が集まりました。

 

 

 

 

 

めっちゃ集まるやん。もう業者やん。

 

 

 

 

 

日もどんどん暮れていきます…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にもライブハウスに行ってゴザを貸してもらったりして

着々と回収していたんですが…

 

 

 

 

竹村(電話を取り出して、担当さんにTEL)

 

 

 

プルルルル。プルルルル…

 

 

 

 

担当:『はい、担当です。ご準備どうなりましたかね?』

 

 

 

担当さん的には1週間、下手すりゃ延期が濃厚の流れだと思って電話をとったんだろうと思います。

 

 

 

竹村:『奇跡的になんとかなりそうです。』

 

 

 

 

 

担当:『え!?なったんですか⁉︎

 

 

 

 

 

 

竹村:『で、お願いがあるんですが・・・』

 

 

 

 

 

※1日延期しました。

 

 

 

ギリギリスタートできそうな物品が集まってきたのですが

 

 

 

 

 

ギリギリスタートできそうだったのですが・・・

 

 

 

この状態で焼き芋買うとなると

 

・当日搬入では11時の開店に間に合わない可能性大

・どこで焼き芋販売するねん、これじゃパッと見たら鍋パーティーやん

 

 

 

 

お客さま絶対買いにくいし、そもそも買ってもらえるイメージが全くつかない。

 

 

 

 

 

 

ということに気がついてしまったのです。

 

 

 

 

竹村:『困ったな。』

 

 

 

 

 

会議室で使うような机をおいても全然合わない、

でも今からいい感じの机を探すのも大変です。

 

 

 

 

 

 

どうしましょうか。

 

 

 

 

 

この物語はほとんどノンフィクションです。

(一部のセリフや心情は盛ってる部分もあり〼)

 

 

 

 

 

 

 

ほなほな

 

 

 

 

 

『さあ!竹村のあしたはどっちだ⁉︎』

 

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