今日やきいもを販売していると追いかけてくれた集団の大学生さんがいました。
ウチはお芋の重さで価格が変わる量り売り形式なのですが
残っていたお芋が全体的に大きめで価格を伝えると
学生さん「おお!!!高っ!!!!」と素直なリアクション
1本600円のお芋です。
これまで移動する竹村商店は100g150円で販売していたのですが
お芋の原価が自分がやり始めたときに比べて5割近く高騰し
ガソリンも3500円くらいで満タンだったのが5000円代になっちゃったり
プロパンやら紙袋やら消費税やら色々上がった結果
今シーズンから100g170円にする事にしました。
今まで150円で我慢してましたが、
毎日朝から晩まで働いてる自分の動きを時給換算した時に
これは市場でお芋を買いお芋をみんなに買ってもらいプロパン&ガソリンを買う
謎の機密機関じゃん。永久機関の完成じゃん。
ということで、判断しました。
しかしながら、この価格変更は色々な部分に影響していて
ウチで手伝ってくれてる敏腕売り子さんと話していても
「今までより高くなってるから小さいサイズがより早くなくなっちゃう」
「そしたらデカイ&高価なお芋を選んでもらうことになることが多いです」
売り子さんも自分も少し申し訳ない気持ちになる部分があるのです。
これがコンビニならあの謎に小さく
そして高くなってきているシーチキンを形式的に販売させるのでしょうが
結構お客さんの声が直接聞こえてお喋りができるからこそ
今シーズンのお芋が高い問題の先が見えたらいいなと思います。
自分も出町王将みたいにお金がなくて困ってる大学生に
手を差し伸べるルールを作りたいけれど
ルールを作る事でまた別の部分のしわ寄せが出たりもするので悩ましい所で…
大学生が600円のお芋を高いと感じなくなるが一番いいことですが
本当は消費者さんは高騰している商品を我慢して買っていて
みんな色々な価格が上がっている物を買います。
そうしてどんどん上のほうにあがった浮いたお金は一体どこにいっているのでしょうか。
多分インフレしていく事自体はいい事ですが最終的に自分はそうやって
いろんな物が高騰したときに残っていけるのでしょうか…
それを変える為には月末の投票が要因の一個で
自分も投票には行きます。
ただそれで当選した人は本当に変えてくれるのだろうか。
なんなら当選しない場合本当に何か一票で変わったのか。
やっぱり変わんなかったじゃんとなるのか。
今回の大学生たちが「うまっ!これなら600円でも納得できるわ〜」と今なっていればいいのですが。
とりあえずココまで物価があがるなら
投票日に500円の焼き芋を会場前で販売する荒技を行って生き残る作戦を遂行してやろうか
と思った深夜でした。
いい物をそれなりの価格で提供して満足してもらうのは難しいですね。
ほなほな
『さぁ!竹村のあしたはどっちだ⁉︎』
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