昨今のやきいもブームの話

 

最近思ってることです。

FBで投稿しようと思ったんですが
どう考えても長文になっちゃうので”竹村のあしたはどっちだ!?”行きになりました。

2022年振り返り〜天誅編〜も書いてるのですが
もう2月になってしまったので、タイトル変える予定です。

 

移動する竹村商店のアンケート

 

とても有難いことで移動する竹村商店は
農家さんや市場さんバイトちゃんの頑張りのお陰で一定の常連さんが購入してくれててます。

 

農家さん→いいお芋をつくる

市場さん→いいお芋をつくるところからお芋を売ってもらう

バイトちゃん(竹村)→いい形で保管して焼いて、ポップにお客さんと話して食べる前も喜んでもらえるようにする

どれかが欠けたら維持できなくて

なんとかお客さまが「買ってよかった〜満足感〜」とか「仕事で辛いことがあったけど、お芋ゲットできてちょっとよかったー」

って思ってもらえるようなお店作りをしたいところです。

 

やきいも界が心配。

 

なんて言ってますが「やきいも屋さん」について結構悩みを抱えています。

きっとこれが昭和中期〜平成だったら

竹「65歳までやきいも屋さんができる!やったね!!」
とぴょんぴょんとするのですが、今…やきいも界が心配なんです…

ー過去回想ー

先日とあるテレビでやきいも取材に来たアナウンサーさんの取材中

アナ:「で…懐もほくほくなんでしょ?」

竹:「いや、その質問なら金目当ての所に聞いてください」

スタッフさん:「カットー!もう一度今の取りますー」

アナ:「で…懐もほくほくなんでしょ?」

竹:「いや、その質問なら金目当ての所に聞いてください」

※5回くらい同じことを聞かれる

きっと

竹:「めっちゃ儲かりますわー!乗るしかない!!このムーブメントに…!!!

 

って言ったら使われるのでしょうが、
アナウンサーさんの方がどう考えたって稼いでるし
コロナ禍で仕事もなくなって借金抱えて心身すり減らしてやってんのに
メディアがこうやってブームを煽ってくるのが本当に嫌いだったりします。

 

 

もちろん稼ぐ=悪とは思っていません。

 

 

お客さんが”買ってよかった!”と思う総量(デリシャスパーティ♡プリキュアで言うところのレシピッピ)が金銭になっているので、お金があることはいいことです。

デバプリは”食”に対しての言語化がすごい

 

 

 

だだ…

 

・やきいもが副業に向いてる!?
・月収〇〇円!?
・”春からは何もせずに過ごせる”

 

みたいな放送がとても増えてました。

 

短期的な消費をするマーケットは市場の崩壊につながる気がしていて
お客さんが”買ってよかった!”と思う総量とかを無視した人たちがやきいも屋さんになっています。
(これは1意見です。正解かは分かりません)

 

ただコロナ以降”普段買わない人に知人に限って”「めっちゃ儲かるって聞いたよ」とか言われることも増えました。
→移動する竹村商店が毎月いも新聞作ったり、エコバックを作ってることとかも知らない人たち。

 

 

竹(心):「プロ野球選手も努力して競争を勝ち抜いて年棒を獲得してるんだよ。やきいも屋さんもどのお仕事も同じだよ」

 

”自分も同じようなデリカシーのない発言に気がつける人にならんと”って思いつつ

 

多分ビットコインとかもですが世間が「世間がめっちゃ儲かる」って言ってる時点で
それはコンテンツして消費されて終焉に近づいているし
既にそれを言われていることに危機を感じています。

 

どんどん消費されるやきいも界

昨今東京を中心にで全国の焼き芋屋さんを呼んだ”やきいもフェス”が多数開催されており
お客さまが数時間待ちみたいなのが朝のニュースに流れることが増えました。

 

4年ほど前からテレビ・メディアがやきいもブームとして急激に光をを当てていた部分があって
特にここ1年”フェス化”の流れが急速に進み、パッケージデザイン等に力を入れた映え重視のやきいも屋さんが増えました。

キッチンカーもそうですが
そのコミュニティに入れずにいるとお店の自力で生きていかないといけないので
”やきいもブームやから稼げる”と思い入ってきた人が既に淘汰されてる段階にきてるイメージです。

 

やきいも屋さんの種類

 

「フェス参加全国巡業タイプ」→Aタイプと
「ローカルやきいも屋さん」→Bタイプ(固定と流しでも違うけど)

は似ているようで全然違っています。

やきいも界はAタイプの出現とブームににより、お芋マーケットがとっても荒れに荒れ仕入れ値が暴騰しました。
京都では自分が大学生の頃に行ってた昔ながらのBタイプのお店は価格を維持できず高齢化も重なり廃業してしまうことも多いです。

 

でもって何がヤバいかというとAタイプは当時のタピオカやパンケーキのように”消費物”なので、あと3年ほどで軒並み廃れていくはずです。

きっとAタイプの事業者さんはフェスのノウハウは持っているので、
またお金の香りのする他のスイーツにお引越しされるのですが
もうその頃には消費者はやきいもスイーツから離れています。

『結果的にBタイプもAタイプもいなくなる可能性があります』

 

その中で生き残るには

 

まだわかんないです。

今はシーズン中なので走ってる状態なので
毎日しっかり勉強して歩むことが大切と思っているので
まずは走り切って、5月からは考える時間として日進月歩していきたいところです。

 

ほなほな

 

『さぁ竹村のあしたはどっちだ!?』

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