前回のあらすじ
移動する竹村商店「河原町OPA店」裏では色々あったんです!という話
一言で表現すると、火が使えなくなりました。
やきいも焼けないよ?
ーー
さてさて。
前回のブログの最後
「さらに大変なことがあったのです…」
みたいな感じで終わりましたが、何があったのでしょうか。
そして変に引きを作って終わってしまったので
”地味に上がるハードル”を越えることができるのでしょうか?
なんかコメント欄で
「続きがみたいですー」みたいなのが沢山あって逆に不安なやつです。
ーーー
事件は種子島から京都に戻ったときに起こった
種子島の居酒屋さんにはJAXAの人がたくさんいるよね。
忘れてる人も多いと思うので、過去のブログを読んでみて欲しいです。
割と最近のことで、
わたし竹村は種子島から京都に戻って来たのです、その時に事件は発生しました。
台風24号が通過し、種子島からフェリーで移動して
神戸港から焼き芋屋さん号で京都まで帰っておりました。
その帰り道の途中で、毎年仕入れているウチの人気お芋
師匠が大阪で仕入れいていた「徳島べにはるか」
このお芋は京都の市場では流通していないレア芋でして
大阪市場のとある店舗でしか、ほとんど販売されていないのです。
そこの店舗の社長さんが上田さんって人なのですが
せっかく神戸から京都に帰るときに
大阪の市場を通過するので『帰って来ましたよー!』
とシーズン始まりの挨拶も兼ねて、種子島のお土産を渡しに行ったのです。
これから毎週仕入れに行くので、挨拶は大切にしておきたい。そんな感じです。
・これが上田さんだ!!!
(写真は上田さん)
上田さんはやきいもシーズンで毎週仕入れに行くたびに
1時間ほどお喋りするのですが、マジで話の内容が何喋ってるかよく分からないです。
この日も上田さんは今回も経営に対する理論を展開してくれました。
(本日の理論)
結構長めに何をを話してくださるのですが
もはや1割もその話は理解できず
とりあえず”理解する努力をする”というのが毎年の恒例行事なんです。
(注:野球のルール説明ではありません)
でも、9割は伝わらなくても、上田さんは気さくないい人ってことは伝わってます。
上田さんは市場の定休日でも電話をしたらお芋を取りに行くことができるので
・融通がきく
・お芋の価格も安定してやりとりができる
・奥さんが毎回菓子パンをくれる
個人的には大好きなおっちゃんの一人なんです。
そう、ファンタジスタ上田さんは悪い人間ではないのです。
・いつもと違う
(いつもの上田さんのお店の様子です)
(お土産を渡しに言った日)
竹:「あれ?いつもより綺麗になってる。」
きっと竹村が種子島に行ってる間に
社内で整理整頓が徹底されて綺麗になってるんでしょう。
・告白は理論のあとに
理論の話が終わったあと上田さんに尋ねました。
竹村:『今年のお芋はいい感じで収穫されそうですか?』
台風もあったし、気候も暑かったし、
お芋の価格高騰などが心配なわけです。
どうか豊作であれ。
上田:「ごめんな。ウチ今月(10月)で倒産するねん」
竹:「は?」
『は?』
竹村:「一本電話してくださいよ⁉︎ 今月末イベント入ってるんですよ!?」
・仕入れ先、倒産する。
上田さんは結構竹村に夏場も電話がかかってくる仲です。
基本的には夏になると上田さんから「今年のトマトはいいぞー」
という謎情報がテンション高い声が聞くことができます。
(何がいいのかは不明)
竹村:「なんで⁉︎そんな大事な話、連絡くれなかったんですか⁉︎」
上田:「携帯落としてな」
竹村:「ミスが初歩的!!!!」
ファンタジスタ上田は会場を湧かせる天才…
なんか心の中がザワザワ湧いております。
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・おさらい
河原町OPAのイベントまで日程が残り僅か
・火が使えない
・メイン芋の仕入れ先が超不透明
あれ?
”焼き”→やけないかも
”いも”→仕入れないかも
これって?
やきいも屋さん失格じゃない?
ほなほな
『さあ!竹村のあしたはどっちだ⁉︎』
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