寒くなってきましたね…
だんだん秋の雰囲気になってきて
あと少しすると金木犀の香りでエモ死するんじゃないか?と思ったりしております。
ついこの前までは、
お祭りにきた子どもたちと話していても夏休みの宿題トークをしていたのに時の流れってもんは残酷ですね。
それにしても、こんなにネットやらで情報を拾えるにも関わらず
”まだ宿題を終えていない”といった猛者たちは一定数存在しますよね。
「できてない!!!」とむしろドヤ顔で返事するところが素敵やんね。
むしろ凄いメンタリティってことで花マルを授けたい気分です。
(そして毎回同じヤツができてないという、歴史が繰り返される展開)
だって自分も勉強嫌いだったから…
昔のことを思い返してみると、
そういえばテスト勉強をしても全然点数が上がらなかった教科がありました。
その一つ
「数学」です。
本当に嫌いでした。
数学が得意のやつって
竹:「Aくん毎回数学の点数トップクラスだけど、どうやって勉強してるの?」
A:『あんなん、公式覚えるだけやん?』
竹:「そっか(少し食い気味で返された…もう聞かないでおこう…)」
たぶん…
たぶんですが、きっと今日も同じやりとりが…
全国のどこかで同じやりとりが繰り返されていることでしょう。
なぜ数学が得意な人はこの回答をしたら、
数学が苦手な人に嫌われるという公式が出ているにも関わらず
毎回この回答に手を出してしまうのでしょうか?
竹:「もしかすると数学という教科は、
数学が苦手な人を馬鹿にするために作られた国家規模の策略なのかもしれない」
そんなことを昔は思ってましたが、
もう28歳になった竹村はもう数学のことなんて考えることなく
ある種、平和な生活を送っていた訳です…
「住吉千波」に会うまでは。
「住吉千波」とは?
この人は竹村が嫌いな教科を毎年受験生に教えているという
とても偉大なお仕事をしている「住吉さん」というお姉さんです。
京都で超不定期に開催される「人狼ゲームの会」で知り合いになったこともあって
『この人はいい人なのか?』と多少の疑心暗鬼をもっていたんですが
半年に一度くらいの頻度ではありますが
京都のカフェで遭遇したりしても無視することなく普通に声をかけてくれたりする優しいお姉さんです。
数学が得意な人=性格が悪い
この方程式は既に破綻してしいましたが、
1時間ほどフリートークに付き合ってもらいました。
令和、最年少数学予備校師。住吉ちなみ
住吉さんは圧倒的に若い。
予備校講師というのは『授業の質』がとても重要視されます。
授業の引き出しは経験値が高い人の方が多く持っているので、
必然的に採用試験では中堅・ベテランが多く採用されるという傾向になるのです。
しかし…
やっぱり住吉さんは若い。
勤めている講師陣の中でも若いのに、
『数学』という教科は他教科と比べると更に平均年齢が高いそうで
このお姉さんが如何に「レアな存在」か分かります。
講師として7年ほど勤めてるが、未だに年齢的にはスーパー若手
竹:『(子役の時から売れてる女優さんみたいな感じね…)』
住吉:「そうだ…」
竹村:「どうしました?」
住吉:「わたし、売れたいんですよね。」
数学講師として売れたい!!!!
住吉さん:「昔M1グランプリに出場した時に気が付いたことがあって…」
竹:(さらっと出場したな)
住吉さん:「プロ芸人さんがいる中でトップを目指すよりも、数学講師で売れる方を目指した方がいいかなと思ったんです。
予備校講師さんって外に向けて発信する人って少ないから、M1グランプリという競争で頂点を目指すよりも論理的にいいという結論に至ったんですよね。」
竹村:(ロジカルシンキング!!!)
竹村:「ちなみに出たときの漫才のテーマはなんだったんですか?」
住吉:「赤ずきんちゃんです」
竹村:(数学関係ないんかーい!!!!)
※でも、ちょっと面白そう。
ーー
住吉千波がどうしても売れたい理由(タレントみたい…)
実は予備校生に教える以外にも「数学を大人に教える」ということも住吉さんはしています。
最近は数学イベントをやったり、もう一度勉強したいという人に個々でレッスンしたりして
他の予備校の先生とは違った活動をしているのです。
住吉さん:「”知名度が上がる→数学を学びたい人が見つかる”から売れたい」
「もし私が数学講師として売れたら”多くの人に数学の楽しさ”を伝えられる」
住吉さん:「数学って竹村くんみたいな学生時代にマイナスイメージを持ってる人って多いけど、
テストとか関係なく学ぶ数学って面白いから、それをいろんな人に知ってもらいたいよね」
竹村:「そういうことですね!」
個人レッスンをしていると、一度数学から距離を取った大人たちがもう一度勉強をすると
点数重視の昔と違って楽しく学ぶことができることも多いそうです。
竹村:「ちなみに”数学なんて世の中で必要ないんだ勢”もいると思うんですが、数学講師としてはどうなんですか?」
住吉さん:「”公式”自体が生活に役立つケースは少ないけど、論理的に考えられるようにはなるかな!」
日常の中で「当たり前に数学がある」ということは、
実は普段の暮らしに生かせる部分があるので興味のある人は再チャレンジしてもいいかもしれません。
※ちなみに住吉さんは現在「結局、数学って何なん?」という動画をyoutubeに挙げております。
竹村の感想
インタビューって難しいですね。
・学校と予備校の違い
・かつて高校時代バスケ部だった話
・大学のバスケ部がイケメンの狩場みたいだったのでアーチェリーをやりはじめた話
などあったんですが、渋々カットすることになりました。
住吉さんと話してると本当に数学講師っぽくなくて、それが多分数学講師的にはレアなんだろうなと凄く感じつつ
「あっ、この人本当に売れるかも…」と才能の片鱗を感じました。
なんなら既に「河合塾」での講師や、林先生でおなじみの「東進ハイスクール」の講師も最近スタートしたそうなので
冗談じゃなく本当に数年後には全国のCMとかに出てるかもしれないんですよね……
竹:(あれ?知ってる人が遠くに行っちゃうのは、悲しいことなので売れて欲しく無くなってきたぞ…?)
住吉さん、ありがとうございました。
これがきっかけで、数学を学びたい人が出てこればいいのですが果たして見つかるのでしょうか?
ぜひぜひ数学(というか算数からでも)に関心のある人は
住吉さんにでも竹村にでも連絡してもらえば、また続編もあり得るのでちょっと楽しみにしておきたいところです。
住吉さんのTwitterはこちら:http://@smys_cnm
ほなほな
『さあ!竹村のあしたはどっちだ⁉︎』
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