人はいつだって何かしらを懸けて生きている。

 

むつみ荘から原付バイクで約5分すれば、大手筋商店街という所があります。

 

 

商店街といえば衰退気味と言われてますが中々栄えているところでして
沢山の店舗があるので欲しい施設は大抵存在しているというナイス空間です
(アーケードがあるので雨天時に無敵なのもポイント高め)

 

最近は居酒屋さんがあるのにずっと休業状態だったり
コロナ禍でのテイクアウト唐揚げブームでテリー伊藤監修の唐揚げ屋さんとかありますが
まぁ便利空間です。

 

そしてチェーン店系のカフェも3店舗くらいあります。
充電ができる所、コーヒが安価なところ、椅子が長時間座れる硬さの所などなど
各店舗にメリットデメリットが存在しておりますが、
その日はサンマルクカフェにいておりました。

 

カウンターでの出来事

 

サンマルクカフェのメリットはカウンター席で充電可能のため
割と長時間の作業ができます。

30分くらい何かしらの作業でパソコンをカタカタしていると
左隣のお爺さんが話しかけてきました。

3年ほど住んでて分かってきましたが、どうやら伏見は多分高齢な方が多いです。
カフェも若者がインスタ映えする感じの店舗よりも
毎回同じママさんやおじさんたちがルーティーンのように訪れています。

 

 

スマートフォンを使うおじいさんのイラスト

スマホを眺めてるお爺さん

 

 

おじ:「お仕事中すみません」

 

 

竹村:「?」

 

自分に話しかけられているのか分からなかったので
とりあえずイヤホンを外して「?」的なリアクションをとりました。

 

おじ:「お仕事中にすみませんね…」

 

次は聞き取れました、多分75歳ちょいくらいのお爺さんでしょうか。

割と普段ブラブラ生活している中で道を聞かれたりすることが多いタイプなので
コミュ力を発揮することは造作でもないです。

 

竹村:「大丈夫ですよ!どうかしましたか?」

 

おじ:「メールこれ送れないのですが、これどうしてですか?」

 

 

と言われた後、スマホを自分にパスしてもらって原因を探ってみると
飛行機のアイコンが表示されていたので「あっ、これ機内モードだな」と気がつきました。

 

 

竹村:「これ飛行機乗ってるモードになってますね、一旦これを解除しましょう」

 

おじ:「なんで飛行機乗ってるの?乗ってないよ?」

 

竹村:「ボタン長押しするとなったりするんですかねー?」

 

とりあえず、バッテリー節電モードと機内モードを解除してお爺さんに携帯を変換しました。

 

竹村:「これで問題になく遅れる筈です、はいどうぞ」

 

おじ:「お仕事中にありがとうね」

 

これで問題が解決したということで、またイヤホンをつけて作業に戻ります。

 

竹村:「(機内モードの説明ってわかりやすく説明するの難しいな)」

 

 

普段携帯ショップの人たちはこんな言語化困難なケースを対応したりしていると考えると
すごい仕事してるな、IT担当大臣かよ。と思いながら過ごしていると…

 

10分後…

 

 

おじ:「お仕事中すみません」

 

またお爺さんから声をかけれらました。

 

おじ:「メールが遅れてるかわからないので確認してくれませんか?」

 

シルクハットを被った紳士のイラスト

 

 

ちなみに今回のお爺さんは物腰がとても柔らかいタイプの方で
コッチも快く引き受けやすい感じのお爺さんでした。

自分も将来的には若者とか関係なく綺麗な言葉遣いができるような紳士爺さんになりたいなと思わせてくれます。

 

竹村:「もちろん、いいですよ」

 

夕方だったので”そろそろ帰るよ”みたいな内容でしょうか、
もしかしたら敬老の日も近いので孫とメールでもしてるのかな。

なんてことを考えながら再度スマホをパスしてもらって、メールボタンから送信ボタンをタッチしました。

機内モードのタイミングで3通のメールが止まっていたようですが
無事に3通送信完了出来ていました。

 

竹村:「おじいさん、問題なく送信できてますよ」

 

おじ:「それはありがとうございました。大切な内容だったので助かりました」

 

お爺さんは笑顔でお店を後にしました。

 

そうです。一見爽やかな内容ですが、私はみてしまったのです。

 

 

馬券のイラスト

 

「小倉◯レース、◯番5000円」

 

 

みたいな長文が書いてるところを。

 

競馬をやってない自分でも分かりました。
多分、いや絶対これは「相手に代わりに馬券を買っておいてねメールです」

 

この出来事は土曜日に起こった話で多分今日(日曜)レースが行われている筈です。

 

竹村:「(親切が賭博に消費されてる⁉︎)」

 

自分のスマホ操作をしたおかげて
おじいさんの資金が少なくなっているかもしれないですし
3連単が当たって少し贅沢に過ごしている可能性だってあります。

 

時に善意が悪になる可能性があるとはこの事でしょう。

 

 

競馬の観戦のイラスト

人生を楽しんでる

 

 

 

竹村:「ほんと、この街は狂っている」

 

 

 

よく競馬新聞を開いてる人を見かけますが、
コロナ禍あろうが居酒屋さんがお酒を出そうものなら昼開店だろうが行列ができる。
紳士お爺さんであろうが競馬をやっている。

 

 

 

地域の最大の長所でもあり、最大の弱みでもあると思いながらも
そんな人間の欲望を発散できる老後ってのは幸せなのかもしれないな。

 

 

と思いながら、今後の高齢化社会に恐怖を感じるのでした。

 

 

ほなほな

 

 

 

『さぁ‼︎竹村のあしたはどっちだ⁉︎』

 

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