やきいも屋さんの話です
移動する竹村商店も最近は売り子さんも手伝ってもらってやっております。
段々と自分が売り子さんをするのも楽しいのですが、
流し売りする範囲が広くて流しきれないので、その辺をうまいこと託しながら冬場をぐるぐるしてます。
今日はやきいもが売れ残っちゃった話です。
リピート率が異常に高いのですが、それでも残るときは残ります。
ただお芋が早く完売しても追いかけてくれたお客さまに申し訳ないし、
逆に完売しなくてもお芋が廃棄になってしまうのでもったいない。
Aパターン (お芋をたくさん焼きすぎてしまうケース)
・売り子さんのモチベーションが下がる
・せっかく焼けたお芋が誰の手にも渡らず最悪廃棄するケースもある
Bパターン(早く完売するケース)
・お客さまが買い逃すことがある
・本来なら売れる時間帯を逃すことになる
・売り子さんは嬉しい気持ちで帰れる
ざっくりこんな感じです。
それなりにプラス要素を作りたい
京都のやきいも屋さんって終電までやってる所もあって、”完売するまであがれない形式”の所も全国的にみたらあると思うけれど
売り子さんが不安な状態で働いてもらうのも嫌だし、
一時的に売上が上がっても、音声が近所迷惑になったりもするのは最悪なので
なるだけ21時〜21時半で完売するように努めてるように普段やってます。
常連さんが安定してきている部分もあって、新人売り子ちゃんもレベルアップしてからは廃棄になるお芋が減少しているけれど
「個人店ができる範囲でなんかいい使い方ができないか」というのを考えておりまして…
この度、とりあえずそれが実現しました。
自分じゃ手に負えないので他の個人店さんとかにまかせよう作戦
やきいも自体は次の日も食べることができます。
常連のお客さまって
もちろん買った瞬間に食べる人もいますが
何等分かにして、ラップに巻いて保管してちょこちょこ食べてる方も多かったりします。
当然焼きたてはあつあつですが、最近は冷やしやきいももコンビニで売られてるように
冷やしたらそれはそれでナイスです。
ただ移動する竹村商店的には冷やして出すのもなんなので、
ケーキ屋さんやカフェさんにお芋をパスすることにしました。
結果的に
じっさいどんな感じになるんだろうと思っていたのですが
やっぱり皆さんプロです。
全部がものすごく美味しそうになっています。
そして地味にウチのお客さんも流れて来てくれたりするようで
それなりに不幸になることは減ってる構図がこうして完成しました。
卸値というのが何円くらいが相場なのか?
正直今でもよくわかっていないのですが
個人店さんのよさはその辺を相談したり、
逆に”ケーキがめっちゃ余ったから来てくれない?”みたいなことも出てくるはずなので
その辺を来シーズンは固めたいなと思いましたとさ。
最終的には芋払い店を増やしまくって、晩御飯を色々食べれる生活がきたら嬉しいところです。
ほなほな
『さぁ!竹村のあしたはどっちだ!?』
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